
クラフトビールの缶製品展開で、収益の新しい柱づくりへ進んだ事例
既存事業が弱っている時、守るだけでは回復しません。この事例は、すでに持っていた強みを、新しい売上の形へ変えた案件です。
事例サマリー
- 業種
- 建築・地域資源活用 / 醸造
- 相談テーマ
- 新分野展開 / 販路拡大
- 関連サービス
- 新規事業支援 / 補助金申請支援
- 主な投資テーマ
- 缶ビール自動詰め機器
- 主な成果
- 売上計画 +279%新商品3種展開
まず、どんな会社だったのか。
古民家改修事業を主軸にしながら、クラフトビール製造販売も展開していた事業者。既存の瓶製品が好調な一方、改修需要は伸びにくく、利益圧迫が進んでいました。
なぜ、この相談が始まったのか。
既存の瓶ビール販売先から、缶製品ニーズが出ていたこと。すでにある醸造の知見を、より広い市場へつなげる余地がありました。
相談前、どこで止まっていたのか。
- 既存改修事業の需要鈍化
- 収益基盤の偏り
- 瓶だけでは販売機会に限界
- BtoB / BtoC両方の販路整理が必要

検討した選択肢
瓶製品の販路拡大に注力する
既存の延長線上で進められるが、成長の限界が見えていました。
缶製品展開で新たな市場を開拓する
設備投資が必要だが、販路拡大と収益多角化につながる可能性がありました。
改修事業の強化に戻る
本業回帰だが、市場環境的に厳しい状況でした。
検討を重ねた結果、缶製品展開が最も妥当だと整理できました。
KBSが伴走した範囲
事業者様にご対応いただいたこと
KBSは申請代行ではなく、事業計画の整理、申請内容のブラッシュアップ、必要資料の整理、進行支援を行う申請支援コンサルティングを行っています。
最終的な申請書類の作成・提出は事業者様ご自身にて行っていただきます。
補助金活用で、特に重要だったこと
「補助金ありき」ではないこと
この案件は、既存の醸造知見と販路をどう伸ばすかが先にあります。補助金は手段であり、事業として成立する計画が先でした。
新分野展開の説得力
既存事業との関連性、市場性、実施体制を整理し、「なぜ今、缶製品なのか」を明確にしたことがポイントでした。
結果として、何が前に進んだのか。
売上
1,426.3万円 → 5,401.7万円 計画
4年後
+279%
新商品
缶製品3種によるラインナップ拡張
既存強みを活かした新しい収益柱づくりへ前進しました。

この事例から分かること
新分野展開は、「新しいことを始める」だけでは成立しません。この事例では、既存の強み(醸造技術)を活かしながら、新しい売上の形(缶製品)へつなげる整理が重要でした。
この事例と、まったく同じ状況である必要はありません。
課題の構造が近いなら、相談の価値は十分にあります。
KBSは、結論が出た企業だけでなく、何をどう進めるべきかを整理したい段階から伴走します。