
木質廃材の選別工程を機械化し、高品質販売へ進んだ再資源化事業者の事例
手作業が残る工程は、能力だけでなく単価も止めます。この事例は、再資源化の「最後の壁」を、設備と可視化で越えた案件です。
事例サマリー
- 業種
- 再資源化・環境
- 相談テーマ
- 品質向上 / 高付加価値化 / 販路拡大
- 関連サービス
- 新規事業支援 / システム構築・業務DX / 補助金申請支援
- 主な投資テーマ
- 振動式ふるい機付き後方小旋回ショベル / IoT遠隔管理
- 主な成果
- 売上計画 +323%品質向上・高値販売へ
まず、どんな会社だったのか。
木質廃材を再資源化し、肥料原料となる木質材を扱う事業者。環境負荷低減と再資源化の価値が高まる中で、供給品質と処理能力の改善が課題でした。
なぜ、この相談が始まったのか。
最終選別が手作業に頼らざるをえず、不純物混入が販売価格に影響していたこと。繰り返し処理による負荷も大きく、能力が伸びない状態でした。
相談前、どこで止まっていたのか。
- 手作業選別の負荷
- 不純物混入による単価低下
- 繰り返し処理による能力低下
- 品質保証体制の弱さ

検討した選択肢
人員増で選別精度を上げる
品質は上がるが、コスト増と人材確保の課題が残りました。
既存設備の改修で対応する
部分的な改善は可能だが、根本的な能力向上には限界がありました。
新規設備導入とIoT活用で品質・能力を両立する
投資額は大きくなるが、販路拡大と高値販売につながる可能性がありました。
検討を重ねた結果、新規設備導入とIoT活用が最も妥当だと整理できました。
KBSが伴走した範囲
事業者様にご対応いただいたこと
KBSは申請代行ではなく、事業計画の整理、申請内容のブラッシュアップ、必要資料の整理、進行支援を行う申請支援コンサルティングを行っています。
最終的な申請書類の作成・提出は事業者様ご自身にて行っていただきます。
補助金活用で、特に重要だったこと
申請支援であって、代行ではないこと
KBSは申請代行ではなく、事業計画の整理、申請内容のブラッシュアップ、必要資料の整理、進行支援を行う申請支援コンサルティングを行っています。最終的な申請書類の作成・提出は事業者様ご自身にて行っていただきます。
品質向上と販路拡大のストーリー
単なる設備導入ではなく、品質向上→高値販売→販路拡大という事業成長ストーリーを整理したことが採択のポイントでした。
結果として、何が前に進んだのか。
販売数量
33,000kg → 139,425kg 計画
売上
825万円 → 3,485.6万円 計画
品質
品質向上と高値販売の土台づくり
オンライン商談も含めた販路拡大へ前進しました。

この事例から分かること
再資源化事業では、処理能力だけでなく「売れる品質」が重要です。この事例では、設備投資の意味を「品質向上→高値販売→販路拡大」というストーリーで整理したことが、計画の説得力につながりました。
この事例と、まったく同じ状況である必要はありません。
課題の構造が近いなら、相談の価値は十分にあります。
KBSは、結論が出た企業だけでなく、何をどう進めるべきかを整理したい段階から伴走します。