
出荷前工程の省人化と増産体制づくりへ進んだ、老舗豆腐メーカーの事例
増産余地はある。けれど、出荷前工程が追いつかない。そんな現場の詰まりを、設備投資と可視化で解いた事例です。
事例サマリー
- 業種
- 食品製造
- 相談テーマ
- 省人化・増産対応
- 関連サービス
- システム構築・業務DX / 補助金申請支援
- 主な投資テーマ
- 2B専用コンテナーケーサー装置 / IoT・AI
- 主な成果
- 積載効率 +8.3%生産能力 +17%
まず、どんな会社だったのか。
昭和創業の老舗豆腐メーカー。学校給食や小売流通にも対応する、安定した製造基盤を持つ一方、出荷前工程の負荷が拡大していました。
なぜ、この相談が始まったのか。
需要増に対して、現場の出荷前作業がネックになっていたこと。人手でのコンテナー投入・段積みが、誤出荷や破損のリスクにもつながっていました。
相談前、どこで止まっていたのか。
- 出荷前工程がボトルネック
- 手作業による重労働
- 誤出荷・破損リスク
- 増産時に余剰人員配置が必要

検討した選択肢
人員増でしのぐ
一時的には対応できるが、人件費増と人材確保の課題が残りました。
市販設備で部分改善する
導入コストは抑えられるが、工程全体の最適化には限界がありました。
レイアウトごと見直し、専用設備で解決する
投資額は大きくなるが、根本的な解決につながる可能性がありました。
検討を重ねた結果、レイアウト見直しと専用設備導入が最も妥当だと整理できました。
KBSが伴走した範囲
事業者様にご対応いただいたこと
KBSは申請代行ではなく、事業計画の整理、申請内容のブラッシュアップ、必要資料の整理、進行支援を行う申請支援コンサルティングを行っています。
最終的な申請書類の作成・提出は事業者様ご自身にて行っていただきます。
補助金活用で、特に重要だったこと
申請支援であって、代行ではないこと
本件では、KBSが申請内容の整理、レビュー、ブラッシュアップ、必要資料の整理、電子申請サポートを行いました。一方で、最終的な申請書類の作成・提出は、事業者様ご自身で実施いただきました。
どの書類・情報がポイントだったか
特に重要だったのは、工程分析データ、設備仕様書、見積書、投資対効果の算出根拠などの整理でした。
結果として、何が前に進んだのか。
積載効率
+8.3%
配送経費削減にも貢献
生産能力
+17%
増産要請への対応力強化
リスク低減
誤出荷・破損リスクの改善
ネック工程の改善と増産体制づくりへ前進しました。

この事例から分かること
補助金は、取ることが目的ではありません。この事例では、現場の詰まりを整理し、設備投資の意味を言語化し、それを計画として成立させることが重要でした。KBSは、書類作成ではなく、事業として前に進む整理を伴走します。
この事例と、まったく同じ状況である必要はありません。
課題の構造が近いなら、相談の価値は十分にあります。
KBSは、結論が出た企業だけでなく、何をどう進めるべきかを整理したい段階から伴走します。